【ピュビケアはり灸】東洋医学の知識を身近に #4
【冬の養生/セルフケア〜秋から冬のはじまり〜】
このところ、朝晩の気温差が激しいですね。
今年は、11月7日が「立冬」。暦の上では冬の始まりです。
本格的な冬の到来までは秋と冬を行ったり来たり...
しばらくの間は「秋と冬の養生」両方を実践すると体が整いやすいです。
ご自身のカラダのサインを見落とさず、耳を傾けていきましょう。
◾️冬に起きやすい症状は?
主な症状は、髪の毛、耳、骨、そして足・腰など、下半身により変化が起きやすく、
髪の劣化(細くなる、抜け毛、白髪)が急激に変化する事があります。
また、「ホルモン系」の乱れも症状の一つ。
例えば、生理周期の乱れや、更年期症状の加速にもつながります。
足・腰のだるさや痛み、耳が聞こえにくくなるなど、耳疾患が進行しやすくなり、
骨の症状も進行しやすく、もろくなっていきやすい季節です。
◾️なぜか?
冬は「内分泌や生殖機能」の季節。
女性にとってより深く関連し、老化やホルモンバランスに影響が出やすいのがこの時期。
だからこそ、いつもよりよりケアを充実させることが大切なのです。
腎は生きる源・エネルギー‼︎
加齢や老化、また、妊活中、妊娠中、産後のママさん達にとても重要な季節です。
出産などで、腎のエネルギーを一過性に消耗し、血を蓄えることが難しく、
「髪」に変化が見られる...というサイクル。
「髪は血の余り」「母乳も血の余り」
だから、出産期にも更年期にも「血(=うるおい)の充実が必要」なんですね。
その為には、
① 胃腸を健康であることが大前提(消化吸収の為)
② 腎に効果的な食を意識しつつ、五臓バランスを大切に。
③ 可能な限りのメンテナンスや、日々のお灸やツボ押しなどのセルフケアも。
毎日の意識が大切です。
◾️「冬の邪気」は「寒邪/かんじゃ」
この邪気は、寒さが体内に入り込み影響を与えます。
適切な対策をすることでカラダの深部にジワジワと冷えを溜め込むことを防げます。
カラダを冷やすと、腎に影響があり、より衰えてしまいます。
◾️そんな症状に負けない身体を作るには、食も含めた日頃の「養生/セルフケア」が大切!
1.【冬の身近な食材】「黒いもの」「鹹(しおからい)」をより意識しましょう。
① 黒豆:こんな症状に→
老化防止はもちろん、全身のむくみ、腰痛、月経不調にも。
煮豆や黒豆茶にすると取り込みやすいです。
② 海藻類:こんな症状に→
ワカメや昆布は鹹(しおからい)薬味を持ち、便秘、むくみ、腫瘍の予防などに効果的。
※甲状腺疾患がある方は医師にご相談を。
2.【冬の「足・腰だるさや痛み」に効果的な使えるツボ】
ツボ押しやお灸など日々手軽にできるケア。
① 【ツボ押し】[3秒押して5秒かけてゆっくり離す]を3〜5セット。
② 【お灸】気持ち良い温度のものを1〜2つ、症状に応じて。
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崑崙/こんろん→筋肉や筋膜の張りやツッパリにより起こる足・腰のだるさや傷み症状に。
湧泉/ゆうせん→「腎」機能アップに繋がるツボ、下半身の疲労症状に
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